通訳者・翻訳者に求められる資質と言えばまず語学能力ですが「語学ができること」=「日韓通訳・翻訳ができること」にはなりません。通訳者・翻訳者には外国語の運用能力のほかに、母国語の力と通訳者・翻訳者の専門技能及び幅広い教養が必要になります。本科では学生個々の資質・経験に頼らず、理論的に言語の運用能力や理解力を高めながら通訳者・翻訳者としての専門的な技能・技術を習得し、21世紀のボーダレス社会でプロの通訳者・翻訳者として活躍できるヒューマン・コミュニケーション能力に優れた人材を育てる実践的な教育を行っています。
分野 | カリキュラム例 | 1年 | 2年 | 分野 |
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コ Ⅰ ス 専 門 科 目 |
通訳翻訳論 | ● | 通訳・翻訳の種類や特性、基本理念を学び、 プロの通訳者・翻訳者になるための準備過程を身につける。 |
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日韓通訳基礎 | ● | 日本語から韓国語に通訳する技術を習得する。 双方の言語や文化の相違点を考慮しながら逐次通訳の基礎を学ぶ。 |
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韓日通訳基礎 | ● | 韓国語から日本語に通訳する技術を習得する。 双方の言語や文化の相違点を考慮しながら逐次通訳の基礎を学ぶ。 |
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日韓翻訳基礎 | ● | 日本語から韓国語に翻訳する技術を習得する。 双方の言語や文化の相違点を考慮しながら 翻訳の基本的技法を学ぶ。 |
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韓日翻訳基礎 | ● | 韓国語から日本語に通訳する技術を習得する。 多様な場面を想定し、逐次通訳のスピードと精度を上げていく。 |
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日韓通訳実践 | ● | 日本語から韓国語に通訳する技術を習得する。 多様な場面を想定し、逐次通訳のスピードと精度を上げていく。 |
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韓日通訳実践 | ● | 韓国語から日本語に通訳する技術を習得する。 多様な場面を想定し、逐次通訳のスピードと精度を上げていく。 |
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日韓翻訳実践 | ● | 日本語から韓国語に翻訳する技術を習得する。 幅広い分野の文章で、より洗練された翻訳のためのスキルを磨く。 |
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韓日翻訳実践 | ● | 韓国語から日本語に翻訳する技術を習得する。 幅広い分野の文章で、より洗練された翻訳のためのスキルを磨く。 |
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通訳技能実践 | ● | 通訳者としてあらゆる場面で臨機応変に対応できる 豊かな表現能力を身につける、 同時通訳の技法も学ぶ。 |
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応用日本語 | ● | ● | 通訳、翻訳の基礎となる日本語表現能力に磨きをかける。 日本漢字能力検定試験3級以上の取得を目指す。 |
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異文化理解実践研究 | ● | 異文化を背景とする人々が互いを尊重し合いながら協働できる ように、問題発見解決能力、異文化調整能力、論述能力を養う。 |
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通訳・翻訳実習 | ● | ● | 学内で学習した通訳・翻訳技能を授業以外の場で実践する。 通訳は、実際の観光ガイドの通訳を実践する。 翻訳は、授業で取り扱う翻訳課題以外の事柄を翻訳し発表する。 |
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学 科 共 通 科 目 |
ビジネス実務 | ● | ビジネスで必要なマナー、仕事の進め方、 会社組織の意義や役割について学ぶ。 |
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ビジネス情報処理 | ● | ● | Word、Excel、PowerPointの操作法を習得し、 実践に対応できる能力を養う。 MOS試験のスペシャリストレベルを目指す。 |
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キャリアプランニング | ● | 職業適正を見極めキャリアプランを立てる。 履歴書やエントリーシートの書き方、就職面接対策を行う。 |
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日本地理 | ● | ● | 日本の地理、景勝地などを通して日本の文化的特徴を学ぶ。 また、旅行業関連の資格検定や全国通訳案内士試験の基礎を学ぶ。 |